塗装工事はペンキなどの塗料を塗ったり、吹き付けたりするだけだと思われがちですが、基本的に5つの作業工程(下記参照)から成り立っており、それぞれの工程で専門知識と職人技が求められます。また塗装の目的や塗料に求める機能(低汚染性、断熱性、遮熱性、防カビ性など)、重視する項目(耐久年数、価格、効果、美しさなど)、建物の立地などによって塗料の種類や塗装方法が変わります。
基本的な作業工程
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高圧洗浄
塗装面のほこりや汚れ、残っている塗膜などを取り除く作業
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下地補修
塗装面のひび割れやサビなどの劣化部分を補修する作業
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養生
塗装面以外に塗料や汚れが付着しないよう、養生シートで覆う作業
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下塗り
外壁と上塗り塗料を密着させ、上塗り塗料が吸収されるのを防ぐ作業
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中塗り・上塗り
塗料をむらなく、均一に塗るために、重ね塗りをする作業